自社の商品やサービスを売るというのはわかるんですが…
営業という仕事は、会社にとってなくてはならない存在なんだよ。
責任やプレッシャーはもちろんあるが、絶対の正解がない分やりがいや楽しさを感じることができる仕事なんだ。
なんとなく営業をするより、本質を知ることで新たな気持ちで仕事に取り組めるといいな。
目次
その① 営業は会社のエンジンである
営業が売らなければ会社は沈む
営業が稼ぐ売上(利益)があって、会社を維持し、そして将来への投資が行われます。
あなたの売上があるからこそ、会社が成り立っているのです。
それだけ営業とは大きな存在です。
昨今IT(ホームページやメルマガ、WEB広告、SNS、動画など)が営業に変わると言われていますが、私の経験上それは今すぐの話ではありません。
最終決定権は人対人、ITはまだまだ営業サポート的な役割です。
またそのITを導入するためにもあなたの売上が必要となってきます。
会社を維持・成長させる原動力となるのは、他のだれでもない営業なのです。
営業が得意先から得た情報が、会社の方針を決める大きな判断材料になる
どこに何を投資するのか、その責任も営業にかかってきます。
営業は常日頃、自社以外の人と接する機会が多く様々な情報を入手できます。
優秀な営業ほど、常にアンテナを張り巡らせ、担当者との何気ない会話や競合他社の動向などから、次に会社が成長するための必要なヒントを得ます。
売上だけではなくこのような情報収集も含め、あなたの営業活動が会社を成長させているのです。
一つの仕事を完結させるのには、多くの協力者の助けが必要
営業には様々な部署や担当者、上司をうまくまとめ進めていく調整能力が重要です。
あなたの周りにいるできる営業の中でコミュニケーション能力に長けている甘え上手な人はいませんか?
いつも一生懸命頑張り、仲間に対しても親身になってくれる、あの人から頼まれたら役に立ってあげたいな。そう思わせる人です。
そのような営業は自分一人で仕事は完結できないと知っています。
だからこそ社外はもちろん社内のスタッフも大切にし、目的達成のため一丸となって取り組めるよう調整しています。
もし社内にそこまで気がまわっていなかったなと感じた方は、別記事の営業が向いていないと感じる人へ…今すぐできる3つの方法をご覧ください。
その② 営業とは信用を買ってもらう仕事である
第一ステップ!発注は相手への信用が前提
まずは会社の信用得ることが大切です。
相手から信用を勝ち取るためには、まずあなたが自分の会社を好きになりましょう!
今自社の強みをいくつ言えますか?
「うちには強みなんてない…」という方もいますがそれは理解不足です。
まずは自社の強みをしっかりと理解することが、営業のスタートとなります。
また理解することで会社への愛着が増したり、こうしたらもっとよくなる!という感情が生まれるのです。
第二ステップは自分自身への信用
営業は会社の顔です。
あなたの一挙一動が会社のイメージにつながります。
そのために知識や知見・資格などといったスキルも大事ですが、責任感や突破力が信用を勝ち取るには必須 です。
人は感情で動きます。
あなたが真剣に仕事に取り組んでいる姿が、信用に繋がります。
第三ステップはサービスや商品の品質への信用
もちろんここには、トラブル発生時の対処も含まれます。
実際には営業が企画をしたりモノを作っているわけではありませんが、品質にはしっかりと責任を持ち、万が一トラブルが起きれば素早く真摯に対応することが必要です。
その③ 営業はプロセスにおいては正解がない仕事である
「お客様の課題解決」が営業の本質でありその対価が売り上げとなる 訳ですが、その方法や道筋に正解はありません。
100人の営業マンがいれば100通りのプロセスが存在します。
1. アプローチ
2.ヒアリング
3.プレゼンテーション
4.クロージング
大枠では販売プロセスが存在するが、例えばどのようにアプローチするかは人それぞれです。
だから自分に合ったスタイルを早く構築し、成功体験を重ねた人が成果を出すことができます。
経験を積むことに躊躇しない気持ち(モチベーション)を持ち続ける事が必要です。
●会社の原動力
●会社の顔
●自分スタイルでできる仕事
なんだよ。
営業は思い通りにいかないこともある大変な仕事だけど、せっかく営業職についたのであれば思いっきり楽しんで自分のスキルアップにつなげてほしい。