僕って営業向いてないのかなぁ…
営業が向いていないと思う前に、まだ自分ができることがあるかもしれないよ。
営業が向いていないと感じた時に、すぐに取り組める3つの方法を紹介しよう。
これはみんな出来ているようで、なかなか出来ていないんだ。
すぐに実践できるから、一度やってみるといいぞ。
結論づける前に、まずはできることをしっかりしないといけませんね。
まずはそれが大切なんだよ。
その①お礼の気持ちをきちんと伝えよう
これを聞いて「そんなこと?」とお思いになる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし皆さん日々大きな出来事はもちろん、小さな事柄まで感謝の気持ちを伝えていますか?
仕事をいただけた時に感謝する・仕事を終えた時に感謝をする。
どんな時でも感謝の気持ちを忘れず、しっかりと相手に伝えることができる人は信頼を得られ、次の仕事にも繋がっていきます。
人は感情で動きます。
仕事でも細分化していけば人対人です。
TPOはもちろんありますが、「あなたとの仕事は本当に楽しかったです」「大変勉強になりました」などきちんと気持ちを込めて言葉で伝えましょう。
これは協力者に対しても同じ です。
仕事だからやってもらって当たり前という気持ちではいけません。
知らず知らずの内にそういう意識になっている方が多いので、いつも感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしましょう。
「頼み上手」は営業にとって大事なコミュニケーション能力の一つです。
お礼の言葉を伝えること・人にものを頼むことは表裏一体です。
お互いに気持ちよく仕事ができるよう、配慮することで周りが助けてくれる環境ができます。
そしてそのような営業を顧客も自然と信頼してくれます。
その②結論から先に伝えよう
伝えることが下手だと思っている人は、丁寧に説明したい!と思い、結果必要のない説明をダラダラしてしまうことがあります。
これは相手にとって非常に不快な思いをさせます。
口癖になってはいけませんが「結論から申しますと・・」 というフレーズを常に頭に入れておきましょう。
結論→要因→要因に対する分析
という流れを意識するといいでしょう。
例えば…
これでは 何が言いたいのかまったく要点が掴めません。
次の例文としては…
要因の一つは客単価の低下です。
これは〜が要因と思われます。
二つ目の要因は価格の値上げです。
いかがですか?
前年比の売上について話があるんだな。と最初に理解できればストレスなく聞くことができます。
このように結論→要因→要因に対する分析を簡潔にかつわかりやすく伝えることを意識しましょう。
書籍でも情緒に訴える小説と機能性を重視したビジネス書では構成が全然違うように、仕事では結論から話すことを念頭におきましょう。
その③牛歩のごとく進めてみよう
目の前にある雑然とした仕事を早いスピードで片づける人はたくさんいます。
ただ、大きな課題や目標に対し1年がかり、3年がかりで黙々と進められる人はあまりいません。
例えば営業にとって一番重要な「新規開拓」という点では、内容にもよりますが私の経験上 最初の訪問からクロージングまで早くても3年はかかります。
要は短期・中期・長期をわけて進めることができる人は優秀な営業です。
目の前の業務をきちんとこなすことも大切ですが、大きな目標を掲げそれをじっくりやってみるのはどうでしょうか?
もし中長期的に営業活動を行うことができれば、あなたは営業向きだと思います。
仕事が取れる取れないは運もあります。
一喜一憂せず「向いていないかも?」とは思わなくてもよいのです。
もう少し営業で頑張ってみたいと思う方はぜひ実践してみてください。
・結論から伝える話し方を意識する
・中長期を見据えた仕事の取り組みをする
すぐに実践できることだが、すぐ効果が出ないからと諦めず継続して欲しいぞ。
また別の記事「コニュニケーションが苦手な方必見!すぐに使える営業トーク3選!」と「「営業」とは?最前線で活躍するトップ営業から学ぶ3つの本質」いう記事も合わせて理解・実践・スキルアップをしていただき、仕事を楽しむきっかけにしてください。